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2009.08.01 バアチャン
「ばあちゃんが入院したのよ」

この知らせをママから聞いたのが約2週間前。

「????」
にわかには信じられない話だった。


長文ですが、よろしければ続きをご覧ください。


ワタシのばあちゃん。
御年77歳。

ウチのばあちゃんを知っている人なら誰もが口を揃えて言うほどの
「スーパーばあちゃん」である。
そして誰もが認めるほどの
「変わり者」←“変人”って言ったほうがいいくらいの。


今まで病気なんかしたことがない。ホント元気元気なばあちゃん。
自分でも「オレは100まで絶対に生きる!」と毎度豪語している。

実際100歳まで軽く生きるだろうなぁというほど、まぁぁぁ、たくましく生きている。


みのもんたをこよなく愛すばあちゃん。
「おもいっきりテレビ」←今はもうやってないんだっけ?を見ては、“食”の勉強に日々努力を怠らず。

ここ10年以上は“肉”を食ったことがないばあちゃん。
自分はそれでいい。“肉”が体に悪い!と頭から否定し、それを実践しているのは一向に構わない。
被害を受けるのはじいちゃんである。

88歳のじいちゃんは、今まですべての管理をばあちゃんにされてきた。

タバコもやめさせられ、酒も飲めず、そして“肉”まで食わせてもらえないとは......

数年前から血圧が異常に高くなったじいちゃん。
病院にも何度か通い、血圧を下げる薬を処方されていた。

だが、その薬までばあちゃんに没収。

「薬なんか飲んでたら、長生きするのもしなくなる!」
というのが理由。

「じぃはオレのおかげで長生きできるんだ!」
と自負するばあちゃん。

考え方がとても保守的で、超が付くほどの頑固者。
一緒に暮らしているママなんかは、半ばあきらめ半分でそんなばあちゃんと接する毎日。


病気は一度もしたことがないばあちゃんだけど、怪我は過去何度もしている。
自転車で買い物の帰りに、線路にはさまり横転。顔を強打。
これまた自転車走行中に電信柱にぶつかり体を強打。
シャッターに挟まり、顔面強打・・・・・・・・。
大事には至らなかったのが幸いだったが、そんな怪我をしていても、決して病院には行かず。
シップさえ張らなかったらしい。

そんな怪我をしていても、食事のおかげで治った!と自分では言っている。
(どんな食事だよ!と突っ込みを入れる気すら起きない・・・・・(苦笑))

「ばあちゃんは病気で死ぬことはないけど、大怪我で死ぬんだろうね」
家族のみんながそう思っていた。


そのばあちゃんが、入院したのだ。

原因は・・・・

「脳梗塞」

入院する2日前にワタシが実家に電話をしたときのこと。
珍しくばあちゃんが電話に出る。
「足が動かなくなっちゃったよ・・・・」
気弱な声でそう言うばあちゃん。
「またどこかで怪我したの?」とワタシ。
「うーーーーーーん」
言葉を濁し、その話は終わってしまった。

ワタシにそのことを言ったのがはじめてだったらしく、ママはワタシからその事実を知る。

翌日、整形外科に行ったらしい。
レントゲンを撮るも異常なし。

しびれる、と訴えるばあちゃん。

骨や関節に異常がないのにどうして?
ママが知人にそれを相談したところ、
「それは脳梗塞の症状だよ。間違いない!」
と言われ、翌日すぐさま脳の専門病院へ。

そして入院........

まだまだ初期の段階だったらしい。それだけ幸いなことである。

右半身に異常が見られ、その時点では右手も軽くしびれていたらしい。
そして右足はほとんど動かない状態。
しゃべったりすることにはなんの問題もないらしく、口だけは相変わらずお達者、とのこと。


ワタシに電話で訴えた数日前からおかしくなったらしい。
実際右足が思うように動かず廊下で転んだことも、ワタシ達は後から知ることとなる。


検査の結果、血圧が170オーバー。
それを聞いて当の本人がイチバン驚いたと言う。

「なんでオレが?」

ばあちゃんとじいちゃんは東北の生まれ。
味付けはものすごくしょっぱい。
しょっぱいを通り越して、辛い、舌が痛くなるほどのしょっぱさだ。

じいちゃんは「myしょうゆ」を持っているらしいし(笑)何を食べるのにもしょうゆなしでは食べられないほど。

そしてばあちゃんは無類の“漬物”好き。

畑のきゅうりが採れたといえば、漬物を樽に漬け、なすがなったといえば、樽で漬ける。
そしてその樽に入った漬物を数日で食べてしまうほど!

あ~~~~、みのさんは漬物の食べすぎはいけない、とテレビで言ったことはなかったのであろうか。
漬物で使う“糠”が体にいい!なんて豪語していたのではないだろうか。

そんで、またその漬物がしょっぱい、しょっぱい・・・・・

人にあげても断れるほどのしょっぱさだ。
ワタシもその漬物は子供のころから食べていたが、実家から離れること15年。
久々に実家に帰り、その漬物を食べたときの驚きったらない。
水でジャブジャブ洗って食べたよ。(それでもまだしょっぱい)

そんな漬物を毎日毎日食べてたら、そりゃぁアンタ、血圧170は越しちゃうってもんだよ・・・・・・


あれほど病院が嫌い、薬が嫌いだったばあちゃんが、この2週間ほどの入院で、病院が大スキになったらしいってのも笑える話である。

なんせ、病院食が美味くて美味くて仕方がなかったらしい。
毎日出されるその病院食を丁寧にメモをし、退院したら同じ食事を作るんだ!とママにはそう言っていたと。

そして入院期間中にものの見事に血圧が正常値になったばあちゃん。
もう薬はいりませんね、と先生が言うも、
「薬をください」と懇願した、というのも後から聞いて大笑いした。

「あのばあちゃんがねぇぇぇぇ」


血圧が下がったのは良かったことだが、問題の足は、というと
これはまだ全然動かないらしい。
しびれていた右手は今では復活。なんの支障もないとのこと。
ただ、右足のほうは感覚がまったくないらしく、足を引きずっての生活が続くらしい。

入院中は病室内のトイレに移動するだけだったので、なんとか大丈夫だったらしい。
だけど、当たり前のように左足に負担が生じ、入院期間1週間ほどで左足の靴がやぶれ、明日新しい靴を持って行くんだよねぇと、ママから聞いたときにはなんとも切ない気持ちになった。

退院後はリハビリが待っている。
今はまったく動かない右足だけど、当のばあちゃんはこのリハビリに大変なやる気をもっている。
(近くに住むばあちゃんのいとこが、御年95歳だっけ?そのいとこにだけは負けたくないらしい)



本日がその退院の日だった。
先ほどママから電話があり、ばあちゃんとも電話で話した。
とても元気な声。
「あら~、アサミちゃん、今日は優しいのねぇぇぇ」だって(笑)
「そりゃぁ、入院した年寄り相手にきつくは言えんよ!」
ワタシも気丈に返事をする。


ホント、軽くてよかった、である。

これからの長いリハビリ生活も、今のようなガッツが続けば、彼女なら乗り越えられるだろう。

遠くにいすぎるため、こんな時でもすぐには駆けつけてあげられない。
「帰ろうか?」ともママに言ったが、
「そっちの方が迷惑だ!」と即効却下。

ばあちゃんも、来年の夏にワタシ達に会える、ということを励みに頑張るから、と言ってくれた。



ばあちゃんは正真正銘ワタシの育ての母である。

18歳で家を出るまで、家のことはすべてばあちゃんにしてもらった。
幼少の頃はそれこそ幼稚園の送り迎え、家での食事、洗濯、掃除・・・・・・・・
何から何までおんぶにだっこでばあちゃんにはしてもらった。

あまりの変人っぷりに、思春期を迎えたあたりからばあちゃんを避けるようになってしまい、時にはきつくあたったことも数回ではない。
きつくあたられようが、何をされようが、ここまでワタシが大きくなったのは、ばあちゃんのおかげだ。



どんなことがあっても死ぬような人ではない!と誰もがそう思っていたばあちゃんの今回の入院。

自分がイチバン驚いたことであろうが、ママは言う。
「この入院が逆に良かったのではないか」と。

自分を改めて見つめなおし、自分の体と正直に向き合ったこの入院期間。

退院後は前のように動くこともままならない。
実家は段差がものすごく多く、何から何まで今のばあちゃんにとっては不自由な空間だ。

だが、彼女の気丈な気持ちがあるのであれが、リハビリだって頑張れるだろうし、100歳まで生きることも可能であろう。


ワタシは何もしてあげられない。
電話の向こうでばあちゃんの声を聞いてあげられることしか。

「漬物はもう食べないでよ!」
「ウン、あんまり食べないようにするよ」


だ~か~ら~、“あんまり”じゃなくって、“全然”でしょ。
分かってないなぁぁぁ.........


みのさん、お願いだから、漬物は食べないように、って言ってよ・・・・・・・・・。



ばあちゃんの足が動きますように。
リハビリも頑張れますように。

神様でも何でもいい。
このワタシの願いが届きますように・・・・・・・・・



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