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2009.05.07 3歳児の苦悩
     




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次女メイからショッキングな言葉を聞いてしまった。



大変です!

コレは我が家の一大事なんです!!!


なんてことなくワタシが言った一言
「メイちゃん、今日はお教室だよ。きちんと用意してね」
ふっとメイの顔を見ると、いつになく乗り気ではない彼女。

「どうしたの???」


声にもならない声で、口だけが動く。

「行きたくない........」と。


今なんと????

蚊の鳴くような声でもう一度
「行きたくない........」


わけを聞くと

「疲れるから.......」

思わず笑ってしまった。3歳児が「疲れる」とは何事だ!って感じで。
だが笑った直後、これはヤバイぞ!ということに。


     IMG_5148 3-18-2009



1歳になったのを機に今のお教室に在籍することとなったメイ。
当時はまだMommy & Meだったのでワタシも一緒だったが、1年半Mommy & Meを終了させた後、2歳5ヶ月で今の週2回、2時間のクラスをとるようになった。

何も分からないうちから始まったお教室。
目的はただ一つ。“日本語の習得”である。
とにかくコドモタチにはたとえアメリカに住んでいたとしても、完璧なほどまでの日本語を話してもらいたい、読んでもらいたい、書いてもらいたい、と願うワタシは、大変だとは思っていてもコドモタチに今のお教室に通ってもらっている。(じきにコアも通うこととなるのであろう)


その願いがワタシの自己満足だとしても、コドモタチの希望抜きにしてお教室に行かせていることが身勝手だとしても、それでも通い続けて欲しいとワタシは思っている。


               IMG_5530 4-2-2009



それが当の本人から
「疲れるから行きたくない」と言われた時、ワタシがここアメリカで子育てをするにあたり信念としていることが根底から崩れ落ちそうになった。



先にも書いたが、コドモタチは正真正銘アメリカの籍を持つアメリカ人である。
あと何年か経った頃には普通に英語をしゃべれるようになってしまうのであろう。
だが、決して忘れて欲しくはないのが、彼女達はアメリカ人でもある一方で日本人でもある、ということ。
日本人の親をもち、顔・形は誰が見てもアジア人である彼女達が、たとえアメリカ人のIdentityを将来もつことになったとしても、その一方で日本人としてのIdentityも持ち続けて欲しい。
日本人が日本人であるためには、やはり日本語という言葉を流暢に使ってもらいたい。
可能であるのならば、日本に住む日本人と同じくらいの日本語を使ってもらいたいとワタシは思うのだ。

そのために早期教育として今のお教室に通わせている。

3歳児にここまでやらせることがどうなの?と言われてしまったらそれはそうだ。
加え、長女ルナの習い事にも毎日のように引っ張りだこのメイとコア。
3歳児にしては1週間のスケジュールが詰まりすぎている、とみられてもしょうがないほど。




だけど、だけどだ。


今やっている大変なことも、将来彼女達の為になる、と信じて行っていることなので、そんなに忙しい彼女達に対して、ワタシは絶対に思わないようにしていることがあるのだ。
(長くなってしまったが、それが先にも書いた“アメリカで子育てをするにあたり信念としていること・・・・・のくだり)

それは、そんな大変な毎日を過ごしている彼女達に対して「かわいそう」と思わないことだ。


パパと私の元で、ここアメリカで生まれた彼女達は、それが運命だったと言うしかない。
そしてアメリカ人であると共に自分達が日本人である、ということも。


ゆえに、これから先自分が日本人であるがゆえに待ち受けるかもしれない困難なこと、そしてそれを傍で見守る親としてのワタシは、そんな彼女達の様子を間近で見たとしても、絶対に「かわいそうだ」とは思わないようにしようと。

そもそもこの世に生をもって生まれてきた自分の子に対し、いかなる状況があったとしても、「かわいそう」なんて言葉で表現しては絶対にいけないと思うのだ。


そう思い続けるワタシに向けてメイが発した「疲れた」の言葉は、正直胸にグッと刺さった。
「かわいそう」の“か”の文字まででかかりそうになった。
3歳児に「疲れる」と言わせてしまったワタシは、実はとても身勝手でわがままな親なのではないだろうか、と。

     IMG_5725 4-29-2009


2時からのお教室というのは、実はメイにはきつかったりする。
家からお教室までの20分の距離を車で向かう間に睡魔が襲うのだ。
たとえ眠ってしまっても10分足らずで起こされ、寝ぼけまなこでバイバイすることもしばしば。
眠気がとれないままの2時間のクラス。
1時間、通常の日本語の授業。そして残る1時間がアートとミュージックが交互となっているのだが、ラスト1時間の最後の頃には集中も切れ、たまに居眠りしてしまうこともあるらしい(苦笑)
3歳児がクラスで居眠り。笑っていいものか、どうなのか、と言ったところだ。


本当ならばもっと早い時間帯にした方がいいのかもしれないが、それはお教室のスケジュールがこの時間しかないので仕方のないこと。
メイには頑張ってお教室に通い続けてもらうしか方法はないのだ。






モヤモヤの気持ちのまま、だけどそれ以降その言葉を発しなかったメイをお教室におろし、2時間後迎えに行った。

特に変わった様子もなく、いつものとおりお菓子を食べながら友達と遊ぶ。
疲れているせいか、もちろんのように車中で眠ってしまった。



これはいつものことなので、そのまま抱っこで部屋に連れて行く。
今までならばこのまま2時間弱ほど眠るのだが、最近では部屋に連れて行くと、あることを思い出したかのようにハッと起き上がるメイ。



「宿題があるの~」
フラフラになりながら自分のバッグを開け、宿題をするために机に向かうのだ。

ワタシがそう仕向けたわけではない。
彼女が自発的にそうしているのだ。


4月に入り、お教室では鉛筆で書く、という作業が加わった。それに伴い最近から宿題が出されることとなったメイ。
今まではルナに対してだけ発せられていたこの「宿題」という単語が、今では自分にも当てはまるようになったことに実は嬉しさを隠せないメイ。
その想いが、いくら勉強をしてきた後に疲れて寝てしまったとしても、帰宅後すぐに宿題に向かわせる原動力となっているのは言うまでもないことなのだ。


お教室が嫌なはずはないのだ。終わった後に必ず聞く「楽しかった?」という言葉にも「うん」と言ってくれる。
だけど、思わず「疲れる」から「行きたくない」と言った彼女のこの言葉も本物なのだ。



ワタシが今コドモタチにさせていることが、いいのかどうなのかというのは誰にも分からない。
ワタシは自分の思うことに従ってそれをコドモタチに施すしかないのだから。
それをすることによってコドモタチがどんなに疲れようが、大変だろうが、忙しかろうが、決して「かわいそうだ」とは思わないようにしている私の信念も固い。(ちょこっとだけ出かかってしまったけどね)



今日、眠い目をこすりながらも宿題を済ませ、
「出来たよ~」と言ってきたメイのその顔だけがワタシの救いとなった。


メイはなんて愛くるしい子なんだろう。

いとおしい、と心から思った瞬間だった。



3歳児が苦悩している傍ら、33歳の母も共に苦悩しているのだ.......


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