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2007.11.02 中陰 とは?
   last year
                  去年のHALLOWEEN

もう1年も経つのかぁ。。。。と毎度のことながら思う。
中陰(ちゅういん)、中有(ちゅうう)とは、仏教で人が死んでからの49日間を指す。死者があの世へ旅立つ期間。四十九日。
死者が生と死・陰と陽の狭間に居るため中陰という。
宗派によって考え方は様々であるが、以下に一例を示す。
人は死後、魂を清めて仏になる為に中陰の道を歩き、あの世を目指す。その所々に審判の門があり、生前の罪が裁かれる。罪が重いと魂を清めるため地獄に落とされるが、遺族が法要を行い、お経の声が審判官に届けば赦される。
それが初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日と、7日毎に行う法要である。
49日目の法要は満中陰・尽中陰とも言う。


                                 ~~~~ウィキペディアより抜粋~~~~~






お義父さんの四十九日の法要が来週日曜日、実家で執り行われる。
私・ルナ・メイはお留守番で、こっちからはパパ一人だけが参列する運びとなった。

前述した通りなのだが、お義父さんが亡くなられた9月19日から11月6日までの期間を『中陰』という。
この期間、残された遺族は「故人を偲び、徐々に心の整理をする期間」と解釈が出来る。


中陰』とは読んで字のごとく、「中間的存在」という意味だ。
陽でも陰でもない、その中間」ということをさすのだが、こう書くとほとんどの人がこの中間な状態、宙ぶらりん状態にいるのは亡くなった者であると解釈するだろう
次の世に行くまでのこの四十九日を故人は宙ぶらりんでさまよっている、と。
だが実はそうではないと言うのだ。


この宙ぶらりんにあるのは故人のことをさすのではなく、私たち残された遺族のことなのだ、とお坊さんが私たちに説いてくれた。


「遺族の心が整理されてくる期間と解釈することができます。
 別れの悲しみが癒され、本当に落ち着いて故人の死と向き合えるようになるまでの期間だと思ってください。」

と初七日の法要でお坊さんは説いてくれた。

「人はいつかは死ぬ、ということ。そして人生というのは無常(すべてのものは消滅し、常に形を変える)であることを実感する期間なのだ」とも。



この話を聞いたとき、ワタシは素直にこれらのお坊さんの言葉が心に入っていた。
なかなか気さくなお坊さんで、場の雰囲気が堅苦しくなかったというのも理由かもしれない。




正直「あの世」というのが実際あるのか、とか「人は死んだらどうなる?」とかがまったくもってワタシには分からない。
死んだ人に対し、ああでもないこうでもないと残された者が言うこと自体、おこがましい、というか余計なお世話だよ!と思えてならなかった。
だから、「四十九日が明けるまで死者はどこかをさまよい、遺族は七日ごとに行われる法要を勤め、死者の冥福を祈る」と言われてもピンとは決してこなかった。



だが、初七日でお坊さんが語ってくれたように、この四十九日までの期間は決して死者だけのものではなくて、残された遺族のための期間でもあるのだ、と言われると、「そっかぁーーー」という気になってくる。
故人のことを思うだけでなく、自分とも向き合い、生とは何か?死とは何か?を考える期間、それが『中陰』である、ということなのだ。


かといって、表立って何かをする、ということはしなかった。



お義父さんが写っている写真をルナと見ながら語ったり、お義母さんとの電話から伺える寂しさみたいなものをうっすらと心に留めておいたくらいである。


ワタシはそれでいいと思うのだ。


死んだものはどこに行くわけでもなく、個々の心の中にずっと留まっているものだと、改めて思う。


この32年間で身近な者の死、というのは本当に数回しか体験したことがない。


それぞれがワタシの思い出として、心の中におり、時折ふと顔を出す。
焼酎を飲んでいるとあいつの顔や声を思い出し、あの曲を聴くとカウンター越しに聞こえる彼の怒号が耳を突き抜ける。

そして生涯で始めて「おとうさん」と呼んだお義父さんは、静かに、本当に静かに私の心の中で眠っているのだ。





四十九日法要がつつがなく執り行われることを、海を越えた遠き地でお祈り申し上げます。





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